太陽光発電導入での業者選択は技術とアフターサービス重視で

個人の家庭で太陽光発電を導入しようとする場合、色々な業者に見積もりを出させてから決めるというのが、一般的なセオリーと言われています。業者によっては、100万近くも値段が変わってくるとあっては、確かに重要な点であることは間違いありません。しかし、本当に重要なのは初期コストの金額ではなく、その後の問題であることは、案外無視されているのではないでしょうか。

太陽光発電のパネルは基本的に屋根に取り付けますので、屋根の部分の加工が当然必要になります。当然ですが、屋根というのは、建物への雨風を防ぐものですから、相当重要な部位です。そして、太陽光パネルの設置の際に屋根に穴を開ける必要がある場合、技術力のない業者が施工すると、雨漏りや屋根の痛みなどが発生することがあるようです。屋根の形態にもよりますが、技術力のある業者であれば、屋根に穴を開けない工法を用いたりすることも出来ますし、どの程度の太陽光パネルの設置技術力を持っているかは、かなり重要な選定要素であると言えるでしょう。

そして次に重要なのは配線などの電気工事技術です。技術のない業者に任せていると、発電した電気を売電出来なくなるどころか、自家利用すら出来なくなってしまいますし、杜撰な配線工事で家を痛めてしまうことにもなりかねません。まさに本末転倒と言えます。

更に太陽光発電設備は10年単位での付き合いになりますので、業者とも同じ期間の付き合いになると言っても過言ではないでしょう。途中で故障したり、問題が発生した場合に、しっかり対応してくれるかどうかも大事な要素となるわけです。他にもパワーコンディショナーと呼ばれる、発電した直流電流を家庭用の交流に変換する機器は、パネルの半分程度の寿命とされていますし、パネルと同じメーカーのモノを使用する必要がありますので、メーカーの保証期間も考慮する必要があります。

こうして考えてみると、やはり最重要視すべきは、導入時の価格よりも、その後にどれだけ費用を掛けずに利用出来るかが大切だとわかるのではないでしょうか。安物買いの銭失いという言葉は、太陽光発電にもよく該当するわけです。そして業者を選ぶ際には、太陽光発電の施工を数多くこなしてきた実績が重要だと言えます。